勘定科目「貸倒引当金」の扱いについて質問です。
現在、勉強に使用しているテキスト「簿記の教科書 日商3級」において、
貸倒引当金は資産のマイナスとして計上するといった内容の文言が記載されております。
私の中での認識として、勘定科目はすべて"資産"や"費用"といったカテゴライズに分類され、
それぞれのプラスorマイナスによってデフォルトで仕訳するべき場所(借方or貸方)が決まっていると
思っております。
しかしながら、「貸倒引当金」は"資産"であるにも関わらず、
増加した場合は貸方("資産"はプラスの場合デフォルトでは借方)に仕訳するとの記載があり、
混乱しております。
また、「貸倒引当金」の仕訳時には、なぜか「貸倒引当金繰入」という新しい勘定科目まで発生させており、
更に理解の妨げとなっております。
個人的な考えとしては、「貸倒引当金」を普通の"資産"の勘定科目(例えば「現金」)と同じ扱いにして、
「貸倒引当金」を仕訳する際には、
例えば貸倒れが発生した際は「売掛金」で相殺するといった前提をたてておいて
(貸倒引当金) XXX (売掛金) XXX
のような仕訳をすれば通常通りの考え方である
「売掛金」("資産"のマイナスで貸方)、「貸倒引当金」("資産"のプラスで借方)で考えられて、
問題ないのではないかと思っております。
前置きが長くなりましたが、質問させていただきたい内容は以下です。
・「貸倒引当金」をわざわざ特殊な勘定科目として扱う意義はあるのでしょうか?
⇒「貸倒引当金」という損失に備えた"資産"(何もなければ将来的には「売掛金」のように返ってくるお金)と扱うことの問題点
よろしくお願いいたします。
投稿者
Haru1600 さん
投稿日時
2022/06/23 22:08:14
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