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資料IIの1、解説では減価償却累計額の計算をする際2x15年4月から2x21年3月までの期間で行なっていますが、2月末で償却したので1ヶ月分多いと思うのですが。また、今期分は減価償却費で表すのではないかと思うのですが。
また、資料Ⅲの1は売上原価で仕訳をされていますが、問題文に売上原価で仕訳をするという記載がないのです。仕繰/繰仕で仕訳をしてしまったのですが何故売上原価で仕訳をしたのか知りたいです。
投稿者
ぼうや さん
投稿日時
2021/05/16 11:24:17
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【日商簿記2級】
練習問題
第158回用日商2級模試【第2回商業簿記】
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ベストアンサー
2021/05/21 09:52:20
【CPAスタッフさん】
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>>ぼうやさん
この度は簿記ペディアをご利用いただきありがとうございます。
第3問の資料Ⅱ1.について及び資料Ⅲ1.について回答させていただきます。
<減価償却累計額の計算>
解説が分かりにくく感じたかもしれません。ご質問いただいた、減価償却累計額の期間及び勘定科目は間違いではありません。
解説では、1.建物の売却時に行った間違った仕訳と2.本来行うべき正しい仕訳を記し、3.未処理事項の修正仕訳を記しています。補足として、以下の説明をさせていただきます。
1.建物の売却時に行った間違った仕訳
→問題文より、期首時点の帳簿価額で仕訳を行っています。期首時点の帳簿価額ということは、期首減価償却累計額は¥75,000(2X15年4月~2X20年3月)です。
2.本来行うべき正しい仕訳
→売却時は2X21年2月であるため、売却時の減価償却累計額は¥88,750(2X15年4月~2X21年2月)です。また、今期分の減価償却累計額¥13,750(2X20年4月~2X21年2月までの11か月分)は、期中に毎月(借方)減価償却費 1,250 (貸方)減価償却累計額 1,250 で計上されています。そのため、売却時は「減価償却費(費用)」勘定ではなく、「減価償却累計額(資産の評価勘定)」勘定を取り崩し、売却時の帳簿価額により仕訳を行います。
また、減価償却費は当期の費用であるため、これを取り崩すのは適切な処理ではありません。固定資産の減価償却、売却の考え方を復習していただければと思います。
3.修正仕訳
→上記の回答と、解説を参照してください。
<売上原価の算定>
ご質問にありますように、問題文では「仕入」勘定を用いています。しかし、答案用紙の損益計算書では売上原価に属する項目を示す必要があります。ですので、解説では「仕入」勘定から「売上原価」勘定に振り替え、売上原価の算定をしています。
確かに問題文に「売上原価勘定に振り替えること」と示されてはいませんが、答案用紙から察して解くことが可能です。
以上、ご質問いただいた内容の回答です。
伝わりにくい文章ではありますが、少しでもぼうやさんの理解に繋がっていただければと思います。
今後とも簿記ペディアをよろしくお願いいたします。
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