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2018/07/23 17:01:02
【《CPA》緒方 将大さん】
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合併仕訳において、
資産と負債は引き継ぐものの、
なぜ純資産は引き継がないのかという質問かと思います。
そもそも、資産と負債の差額は純資産であり、
資産と負債を引き継いだ時点でその企業の純資産(=企業価値)を購入したことになります。
したがって、資産と負債の差額で示される企業価値を
自分の保有する資産で購入するという事実示すためには、
合併先の純資産が計上されることはありません。
(借)諸資産 5,000(貸)諸負債 3,000
(〃)純資産 2,000 ⇒ 差額(企業価値)
↓ この企業価値2,000に対して
2,500の現金を支払った場合…
(借)諸資産 5,000(貸)諸負債 3,000
(〃)差額 500(〃)現 金 2,500
↓
借方に差額が500出ますが、これは
2,000の企業を2,500で買ったために生じた超過収益力であり
「のれん」として計上されます。