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練習問題

【旧試験】第146回用日商3級模試【第1回商業簿記】

難易度:易しい 評価:
※本問題は、第158回試験以前の問題です。第158回試験から適用されるネット試験と同様の試験内容ではありません。ご了承ください。

《第1問》
仕訳問題です。論点としては、固定資産の売却、商品の購入、手形の売却、商品券の発行、当座借越を出題しています。どれも基本的な問題ですが、要所要所にトラップが仕掛けられていますので、ケアレス・ミスをしないように注意して下さい。3級の問題はどれも基本的なものであり、ケアレス・ミスをいかに防ぐことができるかが合格の鍵を握っています。なお、ケアレス・ミスの多くは「変な間違い」です。例えば、本問第4問で「商品券」勘定が借方に生じる仕訳を切ってしまうミスなどがこれにあたります。商品券(将来、商品の売上高を減らす負債)が増えたのですから、貸方に「他店商品券」勘定が記載されることになるのですが、本質的に、本物の簿記を捉えられている人は、このような間違いは犯さないはずです。仕訳パターンを覚える学習法が主流になっていますが、これは学習ではなく試験対策です。このような学び方では実務で簿記を活かす事は到底できません。すべての簿記の基礎となる3級だからこそ、しっかり本質を理解する学習を心掛けて下さい。


《第2問》
補助簿の選択に関する問題です。補助簿は、実務上主要簿(仕訳帳・総勘定元帳)を補うために必要な補助資料ですので、①存在意義、②記入内容(転じて記入方法)をしっかりと理解しておく必要があります。本問を間違ってしまった方は、補助簿の存在意義を考え、何のためにその補助簿があるのか、どういった記入方法を採るのかを理解することを心掛けて下さい。


《第3問》
答案用紙に示された残高試算表(→勘定形式)を完成させる問題です。内容はスタンダードなものですが、従業員に対する給与の支払、有価証券の売却などの処理に注意が必要です。間違ってしまった仕訳はしっかり確認し、次に間違いを犯さない様にしっかりとフォローしましょう。


《第4問》
伝票集計の問題です。本試験144回第4問にも同じ形式の問題があります。元来は2級の範囲に含まれていましたが、今回の範囲大改訂により3級に伝票の集計が追加されました。伝票は実務で多く用いられる、仕訳の簡略記入です。伝票を用いる場合、仕訳帳を省略し、直接総勘定元帳の残高を変動させます(仕訳帳を経由する場合もありますが、伝票から直接総勘定元帳転記が一般的です)。
実際の現場では現金預金を伴う取引が大半を占めますので、入金伝票は入金処理、出金伝票は出金処理、それで対応できない非現金支出項目には振替伝票が用いられます(これを3伝票制といいます)。ホームセンターや事務用品店などに行けば、これらの伝票が販売されますので、一度見て見られるのもイメージを付けるためにいいかもしれません。伝票から仕訳を起こす作業の流れをしっかりと確認しましょう。


《第5問》
近年、3級において主流になってきた貸借対照表と損益計算書を作成する問題です。内容はやや応用的な決算整理事項が問われていますので、ひとつひとつの解答を出すのが難しいものもあります。正解した箇所はおそらく理解ができている項目だと思われるので、間違った箇所について確認を怠らないでください。
<この問題に関連するキーワード>
一般商品売買 現金預金 金銭債権債務 有価証券 有形固定資産 伝票会計 帳簿組織 その他の特殊項目
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