難易度:易しい
評価:
※本問題は、第158回試験以前の問題です。第158回試験から適用されるネット試験と同様の試験内容ではありません。ご了承ください。
《第1問》
仕訳問題です。論点としては、不渡手形、返品調整引当金、連結会計、固定資産の修繕、火災未決算を出題しています。返品調整引当金及び連結会計は出題されれば初出題となるため、難易度を考慮して出題しています。それ以外の論点については、難易度は高くないため、正答することが望ましいです。
《第2問》
固定資産に関する一連の取引を出題しました。固定資産の減価償却については、会計上と税法上の二つの方法があり、特に税法上の減価償却の場合250%定率法、200%定率法の償却率の算定は行えるようにしておきましょう。なお、ファイナンス・リース取引については、リース契約時の処理、移転・移転外の減価償却方法の違いなどを確認しましょう。
《第3問》
損益計算書作成の問題です。税額の計算に「課税所得の算定方法」を出題しており、あくまで法人税の計算については、会計上の利益ではなく、税法上の利益(課税所得)に対して課税されることに注意してください。また、定率法の改定償却については、細かい論点であるため、余裕のある人のみ確認すると良いかと思います。
<この問題に関連するキーワード>
金銭債権債務
有価証券
有形固定資産
その他引当金
連結会計
課税所得の計算方法