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練習問題

【旧試験】第147回用日商2級模試【第2回工業簿記】

難易度:普通 評価:
※本問題は、第158回試験以前の問題です。第158回試験から適用されるネット試験と同様の試験内容ではありません。ご了承ください。

《第4問》
本社工場会計の問題です。①外部取引はすべて本社が行っていること、②完成した製品はいったん工場倉庫に保管されることの2点に注意が必要です。また、固定資産の管理はすべて本社が行っているため、工場において固定資産の勘定及びそれに付属する減価償却累計額の勘定は存在しないという点に注意して下さい。
問題の難易度自体は過去問題と相違ない程度のレベルですので、間違ってしまった箇所は過去問題や模擬問題を使ってしっかり復習しておいてください。


《第5問》
部門別計算と工程別総合原価計算の関係性を問う問題です。工程別総合原価計算における工程は、部門別計算における製造部門と同義です。工程別総合原価計算において集計される製造原価は、製造間接費だけでなく、直接材料費や直接労務費をも含むという点に相違があり、工程で製品別計算が行われるため、工程別総合原価計算は部門別計算を含む総合原価計算と考えられます。部門別計算では、①補助部門の配賦基準は何か、②予算の設定方法は何を採用しているのかの2点に注意が必要です。工程別総合原価計算では、第2工程で仕損が発生しており、途中点で発見(検査点は不明・評価額はない)されています。この場合、度外視法しか用いることができず、加工進捗度は間をとって50%(テキストによっては0%や100%としているものもありますが、どれも同じ計算になります)として計算します。さらに、発生点が不明であるため両者負担とする必要があります。問題の難易度自体は勘定連絡図を理解されていない方には少々高いレベルです。部門別計算と製品別計算の関係性について、解説に勘定連絡図や仕損の負担関係の詳細なフローチャートを載せていますので、テキスト代わりに用いて、勘定のつながりや負担関係、計算原理をしっかり理解しておきましょう。
<この問題に関連するキーワード>
本社工場会計 工程別総合原価計算
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