難易度:易しい
評価:
《第4問》
本社工場会計における工場の仕訳を問う問題でした。素材の払出単価の計算を注意すれば、満点が狙える問題であると思います。
《第5問》
標準原価計算において仕掛品勘定および損益計算書の一部を作成する問題でした。仕掛品勘定の記入はパーシャルプランを採用しているため、当月投入原価が実際発生額で記入され、仕掛品勘定において原価差異が認識される点がポイントとなります。
《ボーダー》
第4問:16点以上
第5問:16点以上
合 計:32点以上
《全体的なアドバイス》
工業簿記については比較的易しめの問題であると思われます。しかし、商業簿記とのバランスを考えると、試験全体としてはやや難しめです。この傾向は今後も続くと思いますので、工業簿記でどれだけアドバンテージを取るかが合格の分岐点になるでしょう。
<この問題に関連するキーワード>
本社工場会計
標準原価計算