難易度:普通
評価:
※本問題は、第158回試験以前の問題です。第158回試験から適用されるネット試験と同様の試験内容ではありません。ご了承ください。
《第1問》
仕訳問題です。過去に出題された問題をベースにしたオーソドックスな問題となっています。読み間違いや計算ミスに注意して確実に解答できるようにしましょう。
《第2問》
補助簿選択の問題です。18日の取引で購入したものは、商品ではないため、その掛代金は「売掛金」ではなく「未収入金」になります。間違えやすい論点なので確認してください。また、商品有高帳は商品の受入・払出を記録し、商品の残高を把握するために作成される補助簿のため、26日の取引についても記録されるという点を見落とさないよう気を付けてください。
《第3問》
合計残高試算表に関する問題です。内容は基本的なものとなっています。二重仕訳に注意しながら解答してください。(B)1.gの出張費は概算払いなのでこの時点では「旅費交通費」勘定で処理はせず、「仮払金」勘定で処理し、実際に確定した段階で実際利用額を「旅費交通費」に振り替えます。また、(B)2.hの取引についてはその貸倒処理を当期に行ったのか、前期に行ったのかで処理が変わってくるので、この機会に確認してください。
《第4問》
語句選択の問題です。普段の仕訳・勘定記入から想起できる内容なので、できなかったところは解説を読みながら、それぞれどのような仕訳・勘定記入になるのか併せて確認しましょう。
《第5問》
精算表に関する問題です。当問も基本的な内容になっているので、落ち着いて確実に解答してほしいところです。1.については修正仕訳を問うているので、少し頭を使う内容ではありますが、正しい処理がきちんと頭に入っていればそこまで難しい問題ではありません。誤った仕訳に惑わされず、自分の答えに自信をもって修正してください。そのためには、普段から自分の出した答えが根拠をもって導き出せたかどうかを確認することが大切になってきます。
<この問題に関連するキーワード>
現金預金
金銭債権債務
帳簿組織
見越・繰延