難易度:普通
評価:
〈第1問〉
構造的意思決定の問題です。両投資案を比較させ、評価方法の計算ができるかを問うとともに、意思決定の結論がどうなるかを横断的に問うています。簡単な問題ですので、ぜひ完答していただきたいところです。
ただし、問6の5については解答できなくても問題はないかと思います。
〈第2問〉
業務的意思決定の問題です。差額原価となる変動費、埋没原価となる固定費の関係を理解して①と②を解答し、事業部の振替価格に関する理解を加えて③~⑥を解答しなければなりません。振替価格に関して深く学んでいる人は少ないと思いますので、①と②ができていればよいかと思います。
できなかった問題は今後の学習を深めるために役立ててください。
本問のように、よく考えなければ解けないような問は、受験生が苦手とするところです。原価計算には解き方を覚えるだけでは対応できない問題が多いので、常に「考える」姿勢で学習するようにしてください。
<この問題に関連するキーワード>
短期意思決定
長期意思決定
事業部の業績測定