難易度:普通
評価:
《第4問》
費目別計算に関する仕訳問題です。基本的な部分の取りこぼしがないように、確実に回答する必要があります。
《第5問》
CVP分析に関する一連の問題です。問題の前提が「カフェチェーン」であったり、「利益計画」といった言葉や「アルバイト給料」などの、具体的な出題が特徴的な問題でした。これらの文字に惑わされず、通常通りの解答ができるかがポイントです。
また、これも久しぶりに高低点法が出題されましたが、個数などの操業度ではなく、売上高という金額に対しての変動費率を求める問でした。応用的ですので間違えても無理はありませんが、こういった出題が行われた場合にも、対応できる思考力を磨きましょう。
《ボーダー》
第4問:16点以上
第5問:20点以上
合 計:36点以上
《全体的なアドバイス》
工業簿記については近年の傾向と比べると、難しめの問題であると思われます。近年は商業簿記が難しくなっていますので、工業簿記で点を取ることを考えられている方も多いと思いますが、少しずつ工業簿記も難易度が上がってきています。
今後はさらに、商業簿記についても工業簿記についても、計算の精度の高さが求められてくると思います。
<この問題に関連するキーワード>
費目別計算
CVP分析