難易度:普通
評価:
《第1問》
仕訳に関する問題でした。基本的な問が多いため、4問程度は正解していただきたい問題でした。
《第2問》
補助簿に関する出題でした。内容としては基本的な内容ですのでしっかり解答してほしい問題です。ただし、補助簿の選択だけではなく売上高などを問う出題には対応できなかった方も多かったかもしれません。
《第3問》
残高試算表を作成する問題でした。二重仕訳がありましたが、今回は親切に問題文に記載されていたため、比較的解答しやすい問題であった問思います。丁寧に解き進める必要がありました。
《第4問》
伝票に関する問題でした。取引から、伝票を起票する場合にどのように起票するかを問われていました。過去にも出題はされていますが、過去に比べると、今回の内容は少々難しかったようにも感じました。
《第5問》
精算表を作成する問題でした。147回以来の出題でした。決算整理仕訳を正確に行えたかがポイントになると思います。
《ボーダー》
第1問:16点以上
第2問: 6点以上
第3問:21点以上
第4問: 6点以上
第5問:21点以上
合 計:70点以上
《全体的なアドバイス》
3級の試験に合格するためには、第1問・第3問・第5問でしっかり得点する必要があります。最近では過去問に類似するものの、新しい形式での出題も見られます。出題形式に惑わされることのないよう基本に忠実に学ぶことが必要です。
<この問題に関連するキーワード>
現金預金
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伝票会計
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