難易度:難しい
評価:
【ご利用上の注意】
第3回の模擬試験は、難易度をかなり高めに設定しており、思考力・知識力共に十分な実力がついている状態でなければ解けない問題です。
本問を試験対策用の問題として利用される場合、第1回・第2回のみを優先してご利用いただき、自信のない方はご利用を控えることをお勧めいたします。
《第1問》
仕訳問題です。問題文を軽く見てパターン的に解答した場合、ミスを誘発するような内容になっています。しっかりと問題文を読み、丁寧な解答を心がけましょう。
《第2問》
補助簿から仕訳を推定する問題です。特に商品の仕入や売上に伴う輸送費の取り扱いが問題を通じての鍵となっています。送料の負担関係を理解して丁寧な解答を心がけましょう。また、30日の仕訳は簡単な勘定分析が必要です。単に数値を組み合わせて答えるのではなく、問題文を読んで、今どのような状況にあるのかを理解したうえで問題を解きましょう。
《第3問》
大規模な勘定分析の問題です。勘定の不明な部分を推定し、その後は丁寧に問題文に与えられていない勘定の読み取りが必要になります。取引から仕訳や勘定を作成することができても、勘定の内容からどのような取引があったのかを読み取れるようにならなければ本当の意味で簿記が理解できていることにはなりません。本問を通じて、簿記会計への理解を深めましょう。
《第4問》
固定資産の一連の問題です。ただし、最初に購入した備品の金額が不明ですので、売却時の簿価を推定し、逆算する必要があります。
《第5問》
財務諸表の作成問題ですが、一部を推定する必要があります。簿記会計の理解を深めるために、決算整理を経て財務諸表に計上されている項目は、なぜ生じたのかを常に考えながら学習を進めていきましょう。本問では特に決算整理事項に関する推定に重点を置いていますので、解けなかった部分は納得できるまで考えてみましょう。
<この問題に関連するキーワード>
現金預金
金銭債権債務
有形固定資産
帳簿組織
見越・繰延