難易度:普通
評価:
〈第1問〉
営業費計算に活動基準原価計算を絡ませた問題です。
活動基準原価計算は、従来の部門別原価計算に代わる新しい製造間接費配賦計算として出題されることが多いですが、営業費の配賦にも用いることができます。
また、計算方法についても問われているので、数字を追わせるのではなく、どのような考えで配賦していくかも理解が必要となるでしょう。
〈第2問〉
価格決定に関する問題です。単に販売価格の計算を問うのではなく、その計算を行っていく背景、その時の製品原価の位置付けについての理解が必要となります。
計算方法だけを押さえていた方は、判断に迷う問だったのではないでしょうか。
〈第3問〉
製造間接費差異を、設備効率の観点から分析(チョコ停ロス差異などの分析)する問題とです。
一つ一つの語句の意味を理解できないと何を比較すればよいかが分かりません。
まず、オーソドックスな差異分析を行った上で、どのように比較を行っているかを確認してください。
<この問題に関連するキーワード>
標準原価計算
短期意思決定
活動基準原価計算