難易度:易しい
評価:
《第4問》
部門別計算からの出題です。前回(151回)が補助部門費の予定配賦について問われていましたが、今回は製造部門の予定配賦が中心です。ただし、実際配賦率と予定配賦率が適切に整理できていなければ少々対応が難しい問題だったかもしれません。
《第5問》
標準原価計算からの出題です。製品が2種類あり、計算量が単純に2倍になりますが、問われている部分を適切に読み取り、最短で解答することが望まれます。ただし、計算自体は基本的な論点でした。
《ボーダー》
第4問:15点以上
第5問:20点以上
合 計:35点以上
《全体的なアドバイス》
工業簿記については比較的簡単な問題であったと思われます。近年は商業簿記が難しくなっていますので、工業簿記で点を取ることを考えられている方も多いと思いますが、少しずつ工業簿記も難易度が上がってきています。
今後はさらに、商業簿記についても工業簿記についても、計算の精度の高さが求められてくると思います。
<この問題に関連するキーワード>
部門別計算
標準原価計算