難易度:難しい
評価:
【ご利用上の注意】
腕試し模試は、難易度をかなり高めに設定しており、思考力・知識力共に十分な実力がついている状態でなければ解けない問題です。
本問を試験対策用の問題として利用される場合、第1回・第2回のみを優先してご利用いただき、自信のない方はご利用を控えることをお勧めいたします。
《第1問》
仕訳問題は、①売上割戻の確定時の処理、②売上原価対立法(商品の販売のつど、商品原価を売上原価勘定に振替える方法)における商品販売時の処理、③従業員賞与の支給時における賞与引当金の取崩しの処理、④車両の買替え時の処理、⑤株主資本の計数変動時の処理を問う問題です。
《第2問》
有価証券の各保有区分の一連の取引を問う問題である。時系列に沿って、保有目的ごとに正確な処理を行う必要があります。
《第3問》
連結財務諸表の作成を問う問題である。S社の支配獲得日から2年目であるため、前期以前に行われた連結修正仕訳について、開始仕訳が必要になることに注意が必要です。また、子会社の当期純損益が変動する連結修正仕訳(未実現損益の消去、貸倒引当金の減額修正)については、非支配株主持分がこれに伴って変動することを忘れないように気をつけましょう。