難易度:普通
評価:
《問 題》
論点自体は少なく、奇をてらった出題はなかったものの、金額を数年前までさかのぼって計算する必要があるものも多く、論点自体の処理に加えて、いかに素早くさばけるかも問われているような印象でした。なお、未学習の方が多いと思われる他勘定振替高の記載が問われていたものの、意味を考えれば難しくなかったと思います。
知識やひらめきではなく、ひとつひとつ丁寧に、かつスピーディーに解き進められたかどうかがポイントとなる試験でした。
《ボーダー》
問1:3点以上
問2:10点以上
問3:3点以上
合計:16点以上
《全体的なアドバイス》
ボリュームのある論点を解くためには、覚えた仕訳に金額を当てはめて仕訳し、それを集計するような方法ではなく、損益計算書や貸借対照表に記載される金額をダイレクトに集計できることが重要です。普段の学習から、仕訳だけではなく、最終的な結論(財務諸表には何の数値が載っているのか)も合わせて押さえるようにしましょう。
<この問題に関連するキーワード>
一般商品売買
金銭債権債務
社債
有形固定資産
退職給付会計
純資産会計