難易度:難しい
評価:
《第1問》
空欄に適合する語句や金額を解答する問題でした。(イ)から(へ)までは基本的な項目が多いためできるだけ解答することが望ましいです。(ト)から(ル)は細かい内容のため解答できなかった受験生が多かったと思います。
《第2問》
連結財務諸表作成においての資本連結を中心にした問題でした。評価差額の実現や一部売却時のその他の包括利益累計額の取扱いなどの細かい内容以外の基本的な投資と資本の相殺消去、未実現利益の消去、債権債務の相殺消去を確実に解答できたかがポイントになります。
《ボーダー》
第1問:6点以上
第2問:9点以上
合 計:15点以上
《全体的なアドバイス》
会計学は、結果として行う会計処理の裏付け(根拠)を担当する学問です。計算問題が中心に出題される中でも、計算だけで終わらせることなく、しっかりとその処理の背景や根拠を大事に日頃から学ぶ習慣を身につけましょう。蓄積されたその力は、判断を求められる場面に直面した時、自分を助けてくれることになると思います。
<この問題に関連するキーワード>
税効果会計
デリバティブ取引
有形固定資産
連結会計
その他の特殊項目