難易度:易しい
評価:
《第4問》
本社工場会計からの出題です。第133回に出題された内容と非常に酷似しています。本社と工場ではどのような活動に関する取引が記帳されるのかを把握していれば、容易だったと思われます。留意すべき点としては、棚卸資産勘定がすべて工場側に設定してあるため、本社側で製品勘定は用いない点です。
《第5問》
組別総合原価計算からの出題です。製品が2種類ありますが、月初仕掛品や仕損がないため、非常に解きやすい問題です。加工費の按分が出来れば、十分完答できるのではないでしょうか。
《ボーダー》
第4問:18点以上
第5問:20点以上
合 計:38点以上
《全体的なアドバイス》
今回は商業簿記の第3問が非常に解きにくいため、工業簿記で完答できるかが、合格の分かれ道になるのではないでしょうか。とはいえ、最近の工業簿記もパターンでの解き方や暗記に頼っていると解けないような問題が出題されます。大切なのは一つ一つの考え方を押さえながら丁寧に学んでいくことです。次に繋がるように学習してください。
<この問題に関連するキーワード>
本社工場会計
組別総合原価計算