難易度:難しい
評価:
《第1問》
通常通りの正誤問題です。基本的に過去問題類似の論点が多く出題されていたため、解答しやすかったかと思います。
《第2問》
継続性の原則を切り口として、会計上の変更等を問う問題でした。深い理解が必要で、多くの受験生の方が手つかずの論点に対してしっかりとした出題が行われましたので、通常の試験対策だけでは対応できないような問題だと思います。問1の語句補充を可能な限り埋め、問3~問4ではその場で考えて文章を構成する必要がありました。
《第3問》
問1は、支配力基準と持株基準の単純な比較ですので、学習していた受験生にとっては、難しくなかったのではないでしょうか。問2はどう答えればいいのかが明確ではありませんが、支配が一時的である企業の例を考えて解答すればよいかと思います。問3は、セグメントに関する内容ですが、「セグメント情報」について説明が問題文にないことから、「セグメント情報の説明」をしたうえで、財務情報等が分割して報告されるという点を記述できていれば正答と思われます。