難易度:普通
評価:
今回は、1.減損会計、2.リース会計、3.連結会計における未実現損益額の算定、4.ストック・オプション会計、5.逆取得となる株式交換の個別上及び連結上の取扱いについて個別問題形式で出題されました。基本的な内容(1・2・4)から応用的な内容(3・5)まで含まれていたため、1・2・4は確実に正解したい問題です。残りの3・5については、部分的に解答できれば十分ではなかったでしょうか。限られた時間の中で、基本的箇所をいかに落ち着いて解けたかがポイントになります。
《全体的なアドバイス》
個別の論点は、まずは基本的な事項を正確に理解し、解けるようになることが先決です。その後、自分の実力がついてきたら応用的な事項を理解するようにしてください。個別論点を解くときのポイントは、全体像をイメージし、今どの時点の処理を行っているのかを常に意識することです。そうすると、個別問題のみならず総合問題を解いていてもスムーズに解けるはずです。