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検定別過去問

第157回

難易度:易しい 評価:
《第4問》
材料費(副費の予定配賦を含む)、労務費、製造間接費の予定配賦、製造間接費の差異分析に関する基本的な仕訳問題でした。過去にも類題が多く、難易度は低めですので完答したい問です。

《第5問》
材料勘定と仕掛品勘定を作成する問題でした。標準原価計算といえば原価管理のための差異分析が中心ですが、近年では勘定を使った原価管理を行わない企業も増えてきており、標準原価計算を原価管理目的で利用することが少なくなってきています。
その代わり、標準原価を用いた勘定記入は、実際原価の集計を待たずとも、数量が判明するだけでスピーディーに記帳が行えますので、勘定記入面での利用が注目されてきています。今後も、差異分析に比べて勘定記入の出題が若干多めになるのではないかと思います。


《全体的なアドバイス》
工業簿記は単に数値を計算すればよいと思われることも多いですが、製品完成までの原価の流れを理解し、その流れに沿って金額を計算する技術であり、計算できることも重要ですが、何よりも理解することが肝心です。今回の商業簿記・第3問でも製造業の決算の出題が問われましたが、勘定連絡図が苦手な方は、やみくもに計算を覚えようとするのではなく、まずは勘定の流れを優先して復習しましょう。
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