難易度:普通
評価:
《問題》
基本的な総合問題でした。最近は、損益計算書または貸借対照表のいずれかを問うことが多かったのですが、貸借対照表と損益計算書を両方作成させる問題でした。
内容として目新しいものに、「収益認識の会計基準」から「カスタマー・ロイヤルティ・プログラム」と「代理人取引」の2点が出題されました。いずれも同基準・適用指針の内容です。ほかにも、「商品券、返品権付販売、重要な金融要素の区分」などの論点が未出題ですので、今後も対策を怠らないようにしましょう。
そのほかは基本的な内容で、20点前後の高得点が望まれる問題でした。
《全体的なアドバイス》
近年の総合問題は基本的な内容が多い傾向にありますが、非常に出題される論点が広いため、ヤマを張った学習では合格点に届きません。ひとつひとつの論点の基本的な部分を、時間をかけて、正確に丁寧に押さえていきましょう。