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検定別過去問

第162回

難易度:易しい 評価:
《問題》
伝統的原価計算(部門別計算)⇒活動基準原価計算の違いを問うた、オーソドックスな出題でした。部門別計算といっても、面倒な計算は全て省かれており、活動基準原価計算もそこまで面倒な内容ではないので、ミスを考慮しても20点程度は確保したい、25点満点でもおかしくない問題だったと思います。
しかし、問題の全容を把握し、何をさせたいのかという問題のストーリーを掴むことも大切でした。問題の意図が把握できず、計算を行うことだけに終始してしまった方は、例えば、A・B部門への配賦と、製品X・Yへの配賦で混乱し、失点しているのではないかと思います。適切に問題を読み取り、自信を持って解答する必要がありました。

《全体的なアドバイス》
原価計算(工業簿記)は、計算式を覚える勉強方法を採る方もいらっしゃいますが、原価計算の学習において、計算方法の暗記は非常に非効率です。例題レベルの計算を丸暗記しても応用は効かないため、応用だらけの日商1級には対応できません。かといって、模擬問題レベルの計算を暗記することはパターンが多すぎて難しいです。
そのため、原価計算の学習では、「計算の目的」をきちんと理解し、よりコンパクトに論点をインプットしましょう。例えば、総合原価計算であれば、「なぜそのような不思議な計算をするのか」「なぜここで加工進捗度を掛けるのか」といった疑問を常に解決しながらインプットし、その上で応用問題を解くことで、単に知識ではなく、「製品原価を計算できるスキル(技術)」を身につけていけば、どのような問題が出題されても合格点に届きます。
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