難易度:普通
評価:
《問題》
標準的な難易度の工程別組別総合原価計算の問題でした。また、論点としては費目別計算、部門別計算についても問われており、実務に即した良問です。全体的に資料が多いため、問題文の読み取り・集計作業に時間がかかります。このような問題においては、いきなり計算に取り掛かるのではなく、問題分の全体像を読み取り、解答欄を見て何が問われているかを整理することが重要です。
問5の材料勘定については、複数の解釈が考えられるのですが、採点上は合否に影響を与えるほどではなく、1点程度考慮されると考えてよいでしょう。
《全体的なアドバイス》
最近の工原は、問題量の多さが目立つ出題が多いです。しかし、丁寧に全体を見極め、解き進めていけば、案外、理解することは困難ではない問題ですので、問題を見た瞬間に諦めず、まずはできるところから解き進めていきましょう。