難易度:易しい
評価:
《問題》
第1問
予算実績差異分析からの出題でした。ポイントは販売量の推定です。変動製造原価について原価標準が設定されており、予算と実績の販売量をここから推定していく必要があります。また、問題文より販売量差異の分析に用いる単価を判断してください。
第2問
最適セールス・ミックスが出題されています。制約条件が2つあり、線形計画法を行う必要があります。また、問2についてはボトルネックとなる共通の制約条件の判断が必要になりますので、留意してください。
《全体的なアドバイス》
近年は比較的解きやすい問題が出題されていたため、その感覚で受験された方は、工業簿記、原価計算の資料に、圧倒されてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。出題傾向等に振り回されるのではなく、本物の実力を身につけるためにも、本質を追求しながら、解き応えのある問題演習に取り組んでいただきたいです。