難易度:普通
評価:
《問題》
標準原価計算からの出題でした。問題を開いたときに、文字数が多く、面食らった方も多かったのではないでしょうか。しかし、解き進めてみると、全体的な難易度としては、一部の問(⑩~⑫)以外は、テキスト例題レベルの基本的な問題でした。
また、問題文で解答を誘導してくれているので、差異分析図を書きながら、理解して解き進めることで、合格点に達する構成になっていました。
どのような問題も、問題量の多さや資料の複雑さに慌てず、丁寧に問題文を読むことを心がけましょう。
《全体的なアドバイス》
工業簿記の学習においては、単に計算を暗記しようとするのはほぼ不可能です。(暗記パターンは数百パターンに分かれるため)そのため、「計算の考え方」を理解しながら進めていくことをお勧めします。本問は考え方が丁寧に記載されているため、ぜひ今後の学習にお役立てください。