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検定別過去問

第219回

難易度:普通 評価:
《問題1》
部門別原価計算および個別原価計算が出題されました。ポイントは、仕損費の算定および会計処理です。No.2の仕損は全部失敗であり、かつ、代品生産を行っているためNo.2の製造原価から評価額を控除した残額が仕損費となります。差異分析では、予算額に指示がないことから固定予算と推測できるため、それにもとづいて行います。問1から問4は確実に解答していただきたいです。

《問題2》
材料副費の配賦計算を中心とした材料費計算が出題されました。材料副費は、目的に応じて実際配賦または予定配賦、外部材料副費と内部材料副費で購入原価に加算する項目が異なります。材料副費の取り扱いを網羅的に問うている良い問題でした。

《問題3》
操業度の意味およびその種類について問うていました。学習していない受験生にとっては解答しづらい問題だったと思います。詳細は解説に記載しましたので、今後の学習の参考にしてください。

《総評》
計算問題の難易度は易しめでしたが、会計理論について幅広く問われたと思います。会計は、理論と計算が表裏一体で結びついている学問です。そのため、日頃から計算問題を解いて満足するのではなく、その背景にある考え方や目的の理解にも努めましょう。
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