簿記ペディア

難易度：普通評価：

《問題》
部門別計算に関する出題でした。問１と問２は例題レベルの平易な内容であり、問３は会話文形式を用いて、応用的な思考力を問う内容も一部出題されていました。
問４の連立方程式法による予算配賦は、自家消費を考慮して計算する（一般的ではない）方法により解く必要があるものの、簡単に解けるよう工夫もされていました。

《全体的なアドバイス》
近頃の工業簿記の内容は、複雑な内容を問うよりも、より基本に忠実に、問題のほとんどが例題レベルで出題されている傾向にあります。一部、失点するように工夫がされていますが、失点を差し引いても、20点近い高得点を目指すことが可能です。
工業簿記の各論点に対して、なぜ、そのような計算をしているのかという根本的な考え方を丁寧に学習し、かつ、原価が発生してから損益計算書に載るまでの全体の流れを理解しておきましょう。

＜この問題に関連するキーワード＞

ダウンロード数

解答