難易度:易しい
評価:
《第4問》
標準原価計算のシングル・プランを採用した場合における勘定記入を問うた問題でした。シングル・プランの場合、仕掛品勘定の記入はすべて標準原価を用いて記入が行われるため、仕掛品勘定では価格差異及び数量差異が認識されず、各原価要素の勘定で差異が認識されることとなります。その点だけ注意して頂ければ、満点が狙える問題であったと思います。
《第5問》
仕損が発生した場合の単純総合原価計算の問題でした。問題文に解答を出すためのアプローチが全て指示されているため、問題文をしっかり読めば迷う箇所は見当たらないと思います。但し、売上原価の算定まで問われているので、製品原価算定後の勘定の流れまで合わせて理解して頂く必要があります。
<この問題に関連するキーワード>
単純総合原価計算
標準原価計算