難易度:普通
評価:
《問題1》
費目別計算を中心とした個別原価計算の問題です。内部材料副費は予定額を用いており、労務費では定時間外割増賃金に関する論点(理論を含む)が出題されるなど、簡単ではありませんが、難しすぎるほどの問題でもなかったかと思います。ただ、補修によって修復可能な仕損には評価額が存在しない点に注意して下さい。
《問題2》
標準原価計算に関する小問題で、価格差異と数量差異の計算は確実に解答していただきたいところです。混合差異(価格差異と数量差異の両方の影響を受ける差異)を価格差異に含める理由については、173回の問題にも類題があり、きちんと復習できていたかが問われています。
<この問題に関連するキーワード>
費目別計算
個別原価計算
標準原価計算