難易度:難しい
評価:
《問題1》
直接標準原価計算をベースにした短期意思決定の問題です。減損が存在し、減損前・減損後の数量を意識しながら差額原価を計算しなければならないため、過去問題の中でも、難易度が格段に高い問題です。制度会計、意思決定会計の基本をしっかり理解してから、腕試しとしてチャレンジすると効果的な問題だと思われます。
《問題2》
原価企画に関する問題です。問1の理論問題は、未学習の内容が多く、完答は難しいかと思われます。ただし、どれも基本的で重要な理論であるため、フォローを怠らないようにして下さい。問2の計算問題は許容原価・成行原価・原価改善目標の関係を適切に理解できていれば容易に解答できると思われます。また今後、原価企画・原価維持・原価改善に関する問題が増加してくると思われるので、しっかり理解しておくようにして下さい。
<この問題に関連するキーワード>
標準原価計算
短期意思決定
原価企画