練習問題

【ご利用上の注意】
腕試し模試は、難易度をかなり高めに設定しており、思考力・知識力共に十分な実力がついている状態でなければ解けない問題です。
本問を試験対策用の問題として利用される場合、第１回・第２回のみを優先してご利用いただき、自信のない方はご利用を控えることをお勧めいたします。

《第１問》
仕訳問題です。論点としては、返品取引、役務取引、電子記録債権の売却、車両の車検、売上割戻（リベート）を出題しています。返品取引は、勘定科目から商品売買の会計処理方法を判断しなければなりませんので、勘定科目をしっかり確認して下さい。電子記録債権の売却の論点は、手形の売却に関する論点と同じであるため手形との異同を理解しましょう。車両の車検については、何に対する支払いなのか正確に分類しましょう。


《第２問》
商品売買の会計処理方法に関する問題です。各会計処理方法の勘定記入面および商品有高帳と総勘定元帳との繋がりの理解が不十分だと解答することが困難になります。この問題を通じて、仕訳勘定記入の重要性を再認識して頂きたいです。


《第３問》
貸借対照表を作成する問題です。主な論点は、リース取引、有価証券取引、売上の認識、各引当金、費用の見越・繰延です。また、資産および負債を正確に流動項目と固定項目に分類できるかも問うていますので、普段の学習から財務諸表の作成を想定して表示区分や流動・固定への分類を意識しましょう。なお、借入金の元本は、利息の合計額を使って計算しなければなりませんので、この計算に時間をかけてしまうと他の処理ができなくなります。どの決算整理から解くのか優先順位を判断する練習も積上げていきましょう。